2020年05月19日

幻の古典詰碁「玄覧」③

皆さん、こんにちは。
関西棋院棋士の星川愛生です。

皆さんはいかがお過ごしですか?
新型コロナも段々と感染者が少なくなり、緊急事態宣言も6月には解除されそうです。
関西棋院の囲碁教室も緊急事態宣言が解除され次第、随時再開して行く予定です!

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さて前回「玄覧」から上記の問題を宿題にしておりました。
早速解答に移りたいと思います。

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まずは黒1が好手。白2には黒3と切り、いわゆる「ケイマのツケコシ」という形です。

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白は4と出るくらいですが、黒は冷静に5とサガリ白はAからもBからも押せない状態です。

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白6に黒7で白七子が見事に取れた上に、右の白石も眼がありません。

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因みに黒1に対して、白2とツケコシを回避しても黒3とサガる手が良く
黒5まで結局同じ形になり黒が成功です。

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黒1に対して白2と打つのは黒3とこちらをしっかり繋がり、白は外に脱出出来ません。

今回はヒントもあったので正解手を思いつかれた方も多いのではないでしょうか?
こういう手筋が成立するのも白がダメ詰まっていたためで、改めてダメ詰まりの恐ろしさを実感します。
皆さんも対局の時はくれぐれもダメ詰まりにはお気をつけ下さいませ

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さて次回までの宿題です。
黒番で白の陣地を荒らすには?
一手目は難しくありませんが三手目がポイントになります。
三手目は見合いの好手です。
次回は月2日(火)に更新予定です。
内容は古典詰碁の玄覧シリーズ第四弾です。
posted by プロ棋士さん at 19:31| Comment(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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