2019年01月31日

詰碁の解答と熊野、紀伊勝浦

皆さん、こんにちは。
関西棋院棋士の星川愛生です。

火曜にブログを更新するつもりが、
体調を崩して遅くなりました💦申し訳ありません

皆さんも体調には気をつけて下さい。

さて前回は出題した詰碁のうち、2題の解答を載せましたがまだ1問残っているのでその解説
先週の土日に熊野紀伊勝浦に行ってきたのでその時のお話を出来たらと思います。

辺の一合マスの形ですが
空間がかなりあって難問です。
無題.png

まずは失敗図から
黒1のマガリは一合マスの定番の形ですが…
無題.png

黒1に白2と眼を奪いに来ます。
そして黒5の時に白6が好手で、
白8まで黒がセキくずれで死になります。
無題.png

黒1のオサエが正解になります。
通常一合マスは広げる手は悪手が多いので、
今回は特殊な例と言えるでしょう。
無題.png

白は2と狭めてから4と来ますが
黒は5と広げるのが肝要です。白6には冷静に7とつないで今度こそセキになりました。
無題.png

いわゆる「辺の一合マス」の形ですが、まだまだ新しい筋があるのですね!
詰碁という最小の形でも無限の可能性を秘めています。

詰碁は以上になります。
さて、先週の土日(26~27日)に三重の熊野と和歌山の紀伊勝浦に行ってきました
熊野の方は毎年恒例の子供教室の講師です。
ただ、今回はインフルエンザが流行っていて例年よりも参加者が少なかったかもしれません💧

それでも参加してくれた子供たちは元気いっぱいで私も講義や指導碁を楽しめました。
その後に紀伊勝浦に移動して、泊まりで地元のアマの方に指導碁を行いました。
勝浦は温泉地としても有名で美味しいお食事の後には温泉も楽しんでまいりました!

DSC_1062.JPGDSC_1070.JPG

中には初めて、プロの指導碁を受ける方もいらっしゃって大変喜んで頂けました。
やはり地方にも定期的に回る必要性を感じました。
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今回、指導を受けられた方の中に今年90歳になられた方がいらっしゃり、「卒寿」のお祝いをいたしました。
「米寿」や「白寿」を知っていたのですが、不勉強で卒寿は今回初めて知りました。
調べたら、「卒」の俗字「卆」が「九」と「十」から成り立っているのが由来だそうですね!
とても勉強になりました。
今年、卒寿を迎えられた方は碁も若々しく、更に足腰もしっかりされていて私もかく有りたいと思いました。

碁の方もそうですが健康面でも精進いたします

次回は2月5日(火)に更新予定です。
内容はLeela Zeroの自己対戦での面白い棋譜と
Leela Zeroプロジェクトが中止になるかもしれないというお話をいたします。
posted by プロ棋士さん at 16:17| Comment(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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