2017年04月29日

幻庵-勝手にこぼれ話 ~下P388

P368
『自分の碁に持ちこむ』

P381
『幻庵因碩の夢絶たれる』

P388
『政界を動かした因碩』




P368
『自分の碁に持ちこむ』

大局観で打つ秀和を、因碩の得意な碁に引きずり込んだのは因碩の芸です。

しかし強引に戦いを仕掛けるのは、コミなし白番ではかなりのハンデを背負うことになります。

秀和はそれも見越して戦いを受け入れたと見るのが正しいでしょう。

やはりひとつ上の次元で局面を見ています。



P381
『幻庵因碩の夢絶たれる』


「碁は運の芸なり」

幻庵因碩の言葉です。


幻庵因碩は名人の力を有しながら、その『時』を得られなかったのは不運としか言いようがありません。

そこに立ちはだかった丈和と秀和の本因坊門。

歴史に陰と陽は常ですが、
もしも因碩が名人になっていたら今の囲碁界は少し違った囲碁観になっていたかもしれません。



P388
『政界を動かした因碩』

将軍家慶の誤った政策に書状を送り、家慶に考えを改めさせたとはすごいことですよね。

正に命懸けで正義を貫いた因碩。

百田さんの本で、『海賊と呼ばれた男』の主人公、国岡鐵造も同じように豪胆で正義感が強いところが魅力でした。

国岡鐵造も幻庵因碩も、百田さんの好みというか百田さんの生き方に重なるものを感じます。


次回はP394までです。




posted by プロ棋士村長さん at 00:00| Comment(0) | 『幻庵』勝手にこぼれ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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