2017年04月16日

幻庵-勝手にこぼれ話 ~下P191

P175
『坐隠談叢』

P187
『丈和、名人碁所に』

P191
『因碩の落胆』




P175
『坐隠談叢』

興味深いのは、囲碁史の資料としては貴重な本が数々あるが、
丈和と幻庵の盤外の抗争を記した書はこの本のみで唯一無二の存在ということ。

後世の我々がこうして囲碁史を楽しめるのも安藤如意氏に感謝です。

今はネットで大量の情報があり恵まれた時代ですが、
情報がありすぎるため200年後にどの情報が残っているかは不明ですよね。



P187
『丈和、名人碁所に』

林元美の政治的関与により丈和は遂に名人碁所になりました。
いつの時代でも権力への根回し上手な者がおいしい汁を吸えるのでしょうか。

ただ、これには続きがあります。

私はこの本で初めて知ったのですが
丈和はそれほど権謀術数を頼みに名人碁所を手に入れた人物ではなさそうです。

ここは非常におもしろいところですので本をご覧ください。



P191
『因碩の落胆』

現代のタイトル争いとは違い、先に名人になられるとチャンスが無くなる江戸時代の名人碁所。
因碩の落胆ぶりはいかばかりであったでしょうか。

勝負に生きてきた因碩のこの後の生き方はどのようなものでしょう。
一人の人生の起伏にスポットを当てたのが、この小説のおもしろいところです。


次回はP207までです。




posted by プロ棋士村長さん at 00:00| Comment(0) | 『幻庵』勝手にこぼれ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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