2017年03月20日

幻庵-勝手にこぼれ話 ~上P88

P76
『江戸時代の宇宙流』

P84
『中野知得・いぶし銀の輝き』

P85
※誤字

P86
『囲碁の棋風は人格を表す』

P88
『本因坊元丈』




P76
『江戸時代の宇宙流』

今でこそ武宮九段の宇宙流は馴染みがありますが、江戸時代までは宇宙流と言われる碁は誰も打ちませんでした。

この本に出てくる坂口仙知は大仙知と呼ばれ、この時代には珍しく、位が高い碁を打っていました。

下記の打ち碁集はかなり魅力的です。

『第7巻 親仙得・大仙知/大竹英雄』



P84
『中野知得・いぶし銀の輝き』

中野知得は地に辛くシノギが得意で堅実な碁。
玄人好みな碁です。

あとで出てくる元丈・知得は2人合わせて素晴らしい友・良きライバル。
しかも両者とも人格者として現代に語り継がれています。

下記の打ち碁集は、元丈と合わせて並べるとおもしろいです。

『第9巻 知得/島村俊廣』



P85
※誤字

後ろから5行目

× 黒はこのあと
○ 白はこのあと



P86
『囲碁の棋風は人格を表す』

囲碁の棋風は人それぞれです。
そして次の一手を考える時、その人の性格がそのまま出るので、
囲碁の棋風はその人の人格が見え隠れするのがおもしろいところです。

うわべだけの付き合いよりも、一局打つことでお互いが分かりあえて、
より良きお付き合いができるかもしれません。

昔、会社の代表として交渉に望む時、まずは一局打ってから。
という話もあったようです(笑)



P88
『本因坊元丈』

先の中野知得と元丈は、ともに名人の器と言われながら、
お互いが譲り合って、ついには両者名人にならなかったと言われています。
打ち碁集は下記。

『第8巻 元丈/武宮正樹』


知得が地にカラい棋風なのに対して、元丈は位が高い攻めの碁。

家元は違いますが、先の大仙知の棋風の影響を受けているようです。

30年ほど前に元丈・知得の打ち碁集を見たことがあるのですが、あまり知られていないかもしれません。


次回はP96までです。




posted by プロ棋士村長さん at 00:00| Comment(0) | 『幻庵』勝手にこぼれ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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