2017年03月14日

幻庵-勝手にこぼれ話 ~上P33

P28
『因淑はなぜ一番弱い子を弟子にしたのか?』

P31
『御城碁について』

P33
『因淑が棋譜並べより実戦対局を重んじたのはなぜ?』




P28
『因淑はなぜ一番弱い子を弟子にしたのか?』

これはよく言われることですが、こどものうちから大人びた賢い子よりも、自分の頭で考える子や、囲碁では読みがしっかりしている子ほど将来性があります。

また、これが一番大切な要素かもしれませんが、素直な子ほどよく伸びます。

ただし、素直なので環境もとても大切です(笑)

これは周囲の大人が導いてあげるのが良いですかね。



P31
『御城碁』

御城碁は、江戸時代の棋士が将軍の前で真剣勝負をする晴れ舞台。
※秀策の19戦負けなしが有名です。

現代では、タイトルの挑戦手合のようなものでしょうか。

ただ、『将軍様』が関わるイベントですから厳格さがまるで違うかもしれません。

『碁打ちは親の死に目に会えず』という言葉があるのですが、御城碁を打っている最中は、親が危篤であろうとも対局を放棄できない(空気)があるという意味から、御城碁の厳格さを言い表しています。



P33
『因淑が棋譜並べより実戦対局を重んじたのはなぜ?』

プロ棋士には大きく分けると

『力戦派』と『大局観派』の2つのタイプがあります。

『力戦派』は幻庵因碩や丈和の系統で実戦で力を付けるタイプ。

『大局観派』は秀策や道策の系統で棋譜並べや囲碁理論の学習で力を付けるタイプ。

因淑は『力戦派』の系統なので、棋譜並べよりも実戦対局を好んだのでしょう。


次回はP37までです。




posted by プロ棋士村長さん at 00:00| Comment(0) | 『幻庵』勝手にこぼれ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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