2017年02月15日

囲碁プロ棋士。対局の日①

TVでプロ棋士の対局をご覧になる方は多いと思いますが、普段のプロ棋士の対局日はあまりオープンにはされていませんよね。

今回は、私をベースにしてプロ棋士の対局日の雰囲気を味わっていただきたいと思います。




プロ棋士の対局は1日で終わるのがほとんどですが、その1週間前から戦いは既に始まっています。

1週間後の相手の棋譜を集めて、最近はどんな碁が得意で、どんな負け方をする傾向にあるのかを研究しています。

もちろん、当日はその棋譜の通りには打ってこないので、結局は気休めでしかない可能性もありますが(苦笑)

ただ、1週間かけて自分が相手に勝つイメージを作り上げていく意味では有効でしょう。

こうして相手との戦いが1週間前から始まっています。

その1週間では、他の棋士の棋譜を並べるとイメージが壊れるので、一切並べません。

イメージトレーニングの合間には、腕力を鍛えるためにひたすら詰碁に取り組みます。

つまりその1週間は、対局のためだけの勉強に集中する感じです。

そして3日前ぐらいからは、生活リズムを整えます。

対局日の朝は10時からの対局に合わせて7時起き。

何もない日は、昼まで寝ていることもあるので、7時に起きられるように、または前日は早く眠れるように、3日前から早寝早起きのリズムを作って万全の睡眠状態で臨みます(笑)

対局日の前日は、考え過ぎてプレッシャーになってはいけないので好きなことをして過ごす。

または1週間の総仕上げとして、イメージを固めていったりします。

こうしてやれることは全てやって、後は対局に集中するのみ。

そして早めに寝て、明日の対局に備えます。

(次回に続く)


posted by プロ棋士村長さん at 00:00| Comment(0) | プロ棋士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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