囲碁入門。
たった2時間で普通の入門教室の2年分の理解ができる教え方。
これからお話しさせていただく方法を囲碁入門者に試してみると、実感できると思います。
やり方の前に、入門者への教え方で何がネックになるかをお話しさせていただきますね。
それは、
同時に『石取りのルール』と『地の話』を理解してもらわなければいけない点です。
これは囲碁のルールと目的を混同してしまうことが1つの問題点です。
そして『地』というものは見えないものですので、初心者の方にとっては相当なハードルです。
囲碁入門者の方にしてみれば、見えないものを争って、それが勝敗を決めると教えられているようなものです。
また、仮にその意味を理解しても、何を目指して打っていけば良いのかは分からない。
教える方も局面によって違うので、具体的には教えられません。
そこでよくあるのが『石取りゲーム』から入るパターンです。
しかし『石取りゲーム』の期間が長いと、それが囲碁の目的だとすり込んでしまうので、地のルールへの移行が難しくなります。
そこでまず初めに軽く地の話をして(理解はできなくてもOK)それから石取り、慣れたら地の話を差し込むやり方が多いようです。
それでも地の概念が分からないので、教わる方は
ルールは理解できても
楽しむポイントが分かりません。
その解決策として、最近では9路盤や7路盤、6路盤などで教えるのが主流になっています。
これは、狭い盤を使うことで、できるだけ地やダメなどの抽象的なものを見えやすくする意図です。
それでも地が中々見えずに、おもしろさが分からないまま進行して、最後に結果が出て分かるという感じです。
これでは囲碁のおもしろさが分からないまま打つことになるので、人によっては途中で脱落してしまいます。
「囲碁は覚えてみたが難しくてやめた」
こんなセリフを聞いた方も多いのではないでしょうか。
これらの問題を解決する方法が、今回ご紹介する方法のすごいところです。
これは大阪の寝屋川市のアマ団体が考えられたので『寝屋川メソッド』と私が勝手に呼んでいます(笑)
少し長くなりましたので、次回にご紹介します。