2018年11月06日

研究会も世代交代?①

皆さん、こんにちは。
関西棋院棋士の星川愛生です。

この間の水曜日の手合の後に、関西棋院の子供教室の生徒と帰り道に一緒になりました。
お母さんと帰る途中でしたが、その彼は半袖半ズボンでした
まさしく子供は風の子ですね🎵

前回の予告通り私が通っている研究会の近況をお伝えします。

DSC_0205.JPG
最近の研究会の様子です。
見ての通り若い……というか若すぎますね(笑)
写っている4人はみんな小学生です!

ここ最近、小学生の参加者が増えました。
小学生と言ってもみんな院生です。
プロと打つ時は定先で対局します。

大抵は定先の手合では無いですが、こちらも研究会なので二子や三子で打っても上手の勉強にはなりません。

ちょうどこの間は院生で小学生の川端くんと打ちました。
なので今回はその碁の解説も行いたいと思います。

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私の白番で、ここまでの形は今年村川大介八段と打った進行と同じです。
村川八段はここで黒Aとかかって来ましたが実戦は……

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実戦は黒1とかけて来ました。
黒は上が厚くなり気持ちは良いですが、白も安心するので白2と受けました。
でもLeela Zeroの分析ではB方面が大きいとありました。
この辺りの判断は難しい所ですね

1105a.png
実戦は黒1と星に構えたので、白2と置いて様子を見ました。
この手は定番の手ですね
黒3とあくまで白を遮断して来ました。
白は4~8と上辺でしのぐ展開になります。
白はもちろん死んだら終わりですが黒も簡単にしのがれると途端に甘くなります。

1105a.png
実戦は白△の後に上の図になりました。
見ての通り、白が生きた上に黒19に一手必要で黒がかなり甘い展開です。
互先の碁なら既にかなり黒が苦しいでしょう。

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この局面では黒1とのぞいて白の眼を奪わなければなりませんでした。
黒も薄いので黒3で補強して、黒5のワリコミの後……

1105a.png
シボって白を団子にした後に黒13と守って、この白石がしのげるかが勝負です。
対局中、この図を考えていましたが正直自信はありませんでした。
なので白△の手では工夫が必要だったかもしれません。

この後は少し難しい局面があったので、その解説と研究会の近況の続きは次回にしたいと思います。
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posted by プロ棋士さん at 14:40| Comment(0) | 囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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