2017年03月11日

幻庵-勝手にこぼれ話 上P14②

本因坊算砂。
この方が今の囲碁界の技術向上のスタートを切った人です。

これは時系列にもなっている次の打ち碁集が分かりやすいでしょう。


日本囲碁大系 全18巻 (筑摩書房) 
※ /の右は解説者

第1巻 算砂・道碩/岩本薫
第2巻 算悦・算知・道悦/趙治勲
第3巻 道策/呉清源
第4巻 道的・名人因碩/大平修三
第5巻 道知/坂田栄男
第6巻 察元・烈元・因淑/加藤正夫
第7巻 親仙得・大仙知/大竹英雄
第8巻 元丈/武宮正樹
第9巻 知得/島村俊廣
第10巻 丈和/藤沢秀行
第11巻 幻庵因碩/橋本宇太郎
第12巻 元美・俊哲・仙得/梶原武雄
第13巻 秀和/杉内雅男
第14巻 松和・雄蔵/橋本昌二
第15巻 秀策/石田芳夫
第16巻 秀甫/林海峰
第17巻 秀栄/高川格
第18巻 秀哉/榊原章二

江戸から明治にかけてのプロ棋士の技術向上も感じられておもしろい打ち碁集です。

注目は、何も囲碁理論が確立されていない時に、それを作った
『第1巻 算砂』

その算砂の囲碁理論を更に飛躍させた
『第3巻 道策』

その道策の碁を吸収して洗練させた
『第15巻 秀策』

秀策以降は、スターたちの黄金時代です。

この本の主人公は『第11巻 幻庵因碩』ですね。

こちらは人間ドラマがおもしろいのでスポットが当たったのでしょう。

算砂は信長、秀吉、家康の指南役として関わりあったようですがこれはすごいですよね。

因みにそれぞれの棋力は、信長アマ三段、秀吉アマ五段、家康アマ級位者だったと聞いたことがあります。




posted by プロ棋士村長さん at 00:00| Comment(0) | 『幻庵』勝手にこぼれ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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